新しいタイヤなどの横に見かける赤色、黄色のマークは何だろう。何のためについているのだろうか?
ホイールマーク編に引き続きこれらマークも目的、意味があります。
タイヤを製造する材料自体で重い部分、固い部分があり
組み合わせていくと全て同じバランスにする事はかなり難しいので
この様な赤、黄色のマークがついています。
1、黄色はタイヤの最も軽い場所【軽点マーク】
タイヤ全体の中で一番軽い部分が黄色で示されています。
タイヤをホイールにはめこみをする時の目安になります。
黄色マークが一番軽い部分なので
ホイールの一番重い部分(ゴムバルブ)と
同じ位置になるように組み込みを行います。
2、赤色はタイヤの最も固い部分【ユニフォミティマーク】
タイヤ全体の中で一番固い部分(厚い)が赤色で示されています。
こちらもタイヤをホイールにはめこみをする時に目安になります。
赤色マークが一番固い部分(厚い)なので
ホイールの一番薄い部分(低い)と同じ位置に
なるように組み込みを行います。
3、タイヤの黄色と赤色、どちらをホイールに合わせるの?
黄色軽点、ゴムバルブ合わせは一般バランス調整の基本型
・見た目重視?重りをペタペタ貼りたくない人向け
ホイールに付けるウェイトの量が少なくなる
・タイヤホイールが組まれた状態が真円ではない
赤色固い、ホイール薄い部分の合わせはカスタム型?
・中身重視?重りをペタペタ貼っても大丈夫な人向け
ホイールに付けるウェイト量が多くなる
・タイヤホイールが組まれた状態が真円により近づく
※ちなみに新車は赤のユニフォミティマークとホイールの薄い部分を合わせてタイヤを組んでいる事が多いです。
4、まとめ
その車、次第だと思いますが
基本は黄色軽点のゴムバルブ位置合わせで良いと思います。
走行中にハンドルに振動を感じる事が多い場合は
タイヤの赤色固い部分とホイールの薄い部分を合わせる事をおすすめします。