ホイールナット締め付けトルク一覧【軽・普通車・メーカー別】トルクレンチの選び方
タイヤホイールを車両に取り付けてから
ホイールナットを仮締めをしてからジャッキ降ろして
ホイールナット本締めを行います。
ナットの締め付けは車の種類により決められた力で
締め付けないと、走行中にナットが外れたり、ナットが破損したりします。
そうならない為にも、今回はホイールナットの締め付けトルクについて解説します。
1,ホイールナット締め付けトルクを把握しましょう
ホイールナットの締め付けトルクはN·mやkgf·mで表します。
N·mとはニュートンメートルの事です。
kgf·mとはキログラムフォースメートル(重量キログラムメートル)の事です。
(1kgf·m ≒ 9.81N·m)単位変換
※下記は代表的な車種の例です(2026年9月時点。トヨタ・日産・ホンダ・マツダ・スバル普通車の数値は各メーカーの取扱説明書・公式FAQで確認)。同じメーカーでも車種・年式・ホイールによって異なります。ご自身の車の締め付けトルクは必ず取扱説明書で確認してください。
・軽自動車・・・80N·m~110N·m(8.2~11.2kgf·m)
ダイハツ軽 103N·m(約10.5kgf·m)(タント、ムーヴ、ムーヴキャンバス、タフト、ミラ、コペン など)
スズキ 85N·m(約8.7kgf·m)(ワゴンR、スペーシア)、100N·m(約10.2kgf·m)(ジムニー(JB64W/JB23W など))
ホンダ 108N·m(N-BOX)
スバル 80~100N·m(約8.2~10.2kgf·m)(R1、R2)
・普通自動車・・・103N·m~147N·m(10.5~15.0kgf·m)
トヨタ 103N·m(アクア、ヤリス、プリウス)、120N·m(GR86)
日産 108N·m(ノート、セレナ)
ホンダ 108N·m(フィット、ステップワゴン)
マツダ 108~147N·m(CX-5)
スバル 120N·m(フォレスター)
・SUV・商用車・スポーツカーなど一部の車種・・・100N·m~155N·m(10.2~15.8kgf·m)
トヨタ 100N·m(ハイエース バン/コミューター)、105N·m(ハイラックス)、131N·m(ランドクルーザー250/300/70)、140N·m(GRスープラ ※ホイールボルト)
日産 132N·m(GT-R R35)、155N·m(GT-R NISMO仕様車・Track edition)
ホンダ 127N·m(シビック タイプR)
※このように車両によってホイールナットを締め付ける力は様々なので、必ずご自身の車両のホイール締め付けトルクは把握しておきましょう。
2,トルクレンチを用意した方が良い理由
トルクレンチとは、この位のトルク量で締め付けたいという数値を工具に設定する事で、設定トルクでナットなどを締め付ける事ができる工具です。
一般的なプリセット型(クリック式)のトルクレンチは、設定した締め付けトルクに達すると「カチッ」という音と手応えで知らせてくれます。
ただし、それ以上締まらないように止めてくれるわけではありません。合図があったらすぐに力をかけるのをやめてください。そのまま力をかけ続けると締めすぎになり、ボルトやホイールを傷める原因になります。
なお、トルクレンチを使わない手締めもできますが
万が一走行中に外れたり、ナットへの不安な気持ち等など
リスクを考えるとトルクレンチは用意された上で
ホイールナットの締め付け方を行った方が良いです。

3,トルクレンチ購入は少し大きめがおすすめ
トルクレンチを購入される際は
きちんとしたメーカー製の物を購入するのと
設定したいトルク量よりも大きいサイズのトルクレンチを購入しましょう
例えば、100N·mで締め付けたい場合に100N·mまで締め付けられるトルクレンチを購入したとします。
締め付けトルク最大値が100なので何回も100で締め続けると工具に負担がかかり、突然壊れたりします。(経験談)
100N·mで設定したい場合は、200N·m以上締め付けられるトルクレンチの購入をおすすめします(当店の経験上の目安です)。

※自分は持ち運びしやすい小トルクレンチ(左側)を愛用しています
4,まとめ
タイヤ付きホイールを車両に取り付け仮締めした後
最後のナット締め付けはトルクレンチを使用しましょう。
トルクレンチ使用後にも、万が一ナットが緩んでないか点検して下さい。
一旦走行してから、もう一度ナットの締め付け点検をする事ができれば
当店からは何も言うことはありません。
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