TPMS空気圧センサー(タイヤ空気圧監視システム)とは
タイヤ内の空気圧を監視してくれる部品です。
タイヤ空気圧はパンクしていなくても自然に少しづつ減ります
センサーが付いているとタイヤの空気圧が減ってきた時に
空気圧異常を知らせてくれるシステムです。
1,空気圧センサーはどこについているの?
空気圧センサーは基本ホイールの内側についていますので
外からは見えません。
※ゴムバルブの所につく空気圧センサーもあります。
2,タイヤ交換時にセンサー破損するリスク有
空気圧センサーは基本ホイールの内側に装着されています。
センサー本体は樹脂で成形されていますので
タイヤ交換作業時に注意していないとあっけなく破損します。
※ビードを落とす時、タイヤレバー挿入時、タイヤを外す時、タイヤをはめる時。誤って空気圧センサーを破損させる事がありますので注意が必要です。
※TPMS内蔵ホイールをお使いの場合で、タイヤ屋さんに交換作業を依頼する時は空気圧センサー付きであると伝えると不要なトラブルも防げます。
3,TPMS 空気圧センサーの電池交換はできるの?
空気圧センサーは専用の電池で動作していますので
寿命があります。使用環境にもよりますが
8年~10年というのが通常
電池交換はできるけど、しない方が良いです。
メーターランプ内に警告灯が点灯します。
電池交換はできるけど、しない方が良い。
センサーの裏側を見ると樹脂ポッティングされ、はんだ付けされた豆電池が見えます。これを交換する事になるのですが
同じサイズの豆電池で交換して再度ポッティングしたとしても
時々エラーになったり、正確に動作する保証はありませんので
電池交換はしない方が良いです。
※ポッティングは絶縁処理、耐震性能、基盤コーティングできる液状ゴムです
4,空気圧センサーにも種類がある
ヤフオク、メルカリ、フリルなどでも
メーカー純正空気圧センサーは出ていますが
メーカー、形が同じでも、車種、年式によっては動作したり、動作しなかったりします。
センサーを購入される際はご自身の車に合う空気圧センサーを購入しましょう。
※可能なら出品者にどの車種、型式、年式で動作するのかを確認をしましょう。
5,社外空気圧センサーもあります
空気圧センサーも出ています。
こちらも車種、型式、年式を確認によって動作する
動作しないがありますのでご注意ください。
6,空気圧センサーIDはメモしましょう
空気圧センサーはホイールに装着して
すぐに車と通信して動作する物ではありません。
空気圧センサーを車に登録してから使用できます。
使用には個別の空気圧センサーIDが必要になる車種もありますので
空気圧センサーを単体で購入されたらセンサーIDはメモして個別に分かるようにして、おきましょう。
7,まとめ
TPMSシステムはタイヤの空気圧に異常があった場合
すぐに確認できる便利な機能ですが
センサーは消耗品である事を認識してください。
空気圧センサーを交換する際は
正しい知識をもったタイヤ交換作業店に
交換作業依頼する事がおすすめです。
(センサー登録などができるお店だと尚良し)