タイヤについているバルブコア交換の仕方。
空気を出し入れするエアバルブの中にあるムシ?コアって何?
寿命は?空気漏れするの?交換方法は?
タイヤの空気圧を調整する時にバルブコアを押して空気を出し入れします。
バルブコアが痛んでくると空気が自然に抜けてきたり
スローパンクの原因になったりします。
今回はバルブコアの交換の仕方を説明します。
1、バルブコアの交換方法
用意する物
・虫バルブドライバー
・バルブコア(ムシバルブ)
・ジャッキアップ工具(タイヤを取り外されている場合不要)
・空気入れ、エアーコンプレッサー(エアー充填機械)
※車両についている状態でバルブコアを取り外すとタイヤ内の空気が全て抜けてタイヤが傷む可能性があります。
※バルブコア交換はジャッキアップした状態またはタイヤを外された状態で行ってください。
※バルブコアを取り外すと空気圧はかなり下がりますので、交換した後はタイヤ内の空気圧調整を行ってください。
2,エアバルブとバルブコア(ムシバルブ)
ゴムバルブの内容物はこうなっています。
バルブコアを取り外す手順
①バルブキャップを取り外し
②虫バルブドライバーでバルブコアを回して取り外します。
※バルブコアを取り外すと数十秒で空気が抜けきります。
3,一般バルブコア種類(締め付けトルク、寿命)
一般的なバルブコアの種類
黒バルブ(通常バルブ)
・使用温度範囲 -20℃ ~ +100℃
赤バルブ(耐熱・耐寒バルブ)
・使用温度範囲 -54℃ ~ +140℃
その他
・バルブコアの材質は黄銅、ステンレス、PTFE(テフロン)、ゴムなど
・寿命は、おおよそ目安で2年(使用環境による)
・バルブコア適正締め付けトルクは29N・cm
・ロングタイプのバルブコアや金バルブ、銀バルブなど様々な種類がある