使用済の廃タイヤはその後どうなるの?【廃タイヤ行方】

使用済の廃タイヤはその後どうなるの?【廃タイヤ行方】

使用し終わったタイヤは最後どうなる?

 

「溝が擦り減って使い終わったタイヤの行方は?ホイールから使用済タイヤを外して廃タイヤになったタイヤはどうなる?」

 

当店も廃タイヤは年間数百本くらい廃棄しています。また廃タイヤは専門業者に処分を委託しています。使用が終わった廃タイヤがどうなるのか解説させていただきます。

 

1,使用済み廃タイヤはどうなる【その後】

 

廃タイヤ業者によりリサイクルされます。

・燃やして熱利用(科学工場、製紙工場など) 約6割以上

・原型加工利用(再生ゴム、ゴム粉など) 約2割

・輸出(中古タイヤなど) 約1割

・その他(埋め立てなど) 約1割

 

廃タイヤは

ほとんどは粉々に粉砕されてチップ化されて燃料になるのが全体の約6割以上

再生ゴムやゴム粉にする場合は、ワイヤーメッシュとゴムを分離する必要があり

かなり手間がかかりますので再生されるのは全体の2割ほどになります。

 

2,2022年ブリヂストン、エネオスが廃タイヤのリサイクルに向けて共同プロジェクトを開始

 

2022年に入り最近ではブリヂストン(タイヤ)とエネオス(石油)は2月18日に廃タイヤを分解してタイヤを原料にしてから、新たな製品を作るケミカルリサイクルの実用化に向けて共同プロジェクトを開始し始めました。

 

廃タイヤの回収から粉砕 → 油化 までをブリヂストン社が担当し

精製 → 化学品変化 をエネオス社が担当する

 

リサイクル構造

 

2030年までに石化原料ナフサ等化(粗製ガソリン)を目指すとの事。

引用元 ブリヂストンエネオスのケミカルリサイクル

 

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